共感される記事を書くための第一歩
こんにちは、ぜんです。
前回までは
「今でしょ!」を語るということで
私なりに語ってきました。
今日はそのまとめになります。
共感される記事は書きたいですよね。
誰一人からも共感されない記事を
書いてもしかたがないわけで。
自分なりに渾身の力を込めて
書いた記事がまったく読まれないのだとしたら
悲しいとしか言いようがありません。
自分が思っていることを書きたいが、
それが受け入れられるかどうかは、また別の話になります。
そこを考える上で大切なのは
情報発信者と受け取り手の
間にあるものなのです。
情報発信者と受け取り手の間には
川が流れていると考えてみてください。
情報を発信する人と
それを受け取る人は
年齢も違えば、趣味も性格も違います。
これまでの経験、見ているテレビ、性別だって半分違いますよね。
そもそも違う人間なのですから、
すべて同じように受け取られるとはならないわけです。
発信者と受け取り手には
こういった断絶ともいうべき川が
少なからず流れているということ。
川の向こう側には情報発信者、
川の手前側には受け取り手、つまり読者さんがいるんです。
川の向こうで、話していても、
果たして読者さんに聞こえるでしょうか?
熱烈なファンの方であれば
小さな川なら渡ったしまうでしょう。
川の向こうに、仮に嵐のメンバーがいたら、
女子中学生の多くは少々濡れてでも会いにいくでしょう。
でも、
それほど有名でもない
普通の人が川の向こう岸で何かを叫んでいたって
会いに行こうとは思いませんよね。
無理矢理、大声を出そうものなら
ヤバイ奴が叫んでるぜ
と危険を感じて避けてしまうかもしれません。
そうです。間を妨げる川が流れている以上、
そのままでは決してあなたの話に耳を傾けてはくれないのです。
では、どうするのかというと、
渡れるような橋や道を作っておくということです。
向こうの川岸は何か楽しそうだぞと思い、
そこに渡る道や橋があれば、読者さんは前に進めます。
そうして情報発信者とその受け取り手の
距離が近くなり、一緒に会話できるような状態が
「共感する」
ということなのだと私は思います。
だからこそ伝えたいのであれば、
相手が近寄ってこれる、道をちゃんと作っておく必要があるのです。
その道は多くの人が渡れる広い道でも良いですし、
マ二アックな話題で限られた人だけが、通れる細い道でもいいわけです。
何かしらの近づいて来れる道をあらかじめ作っておく。
こうしたひと工夫をすることから
共感される記事が書けるようになってくるのだと思います。
まずは発信者側と受け取り手側には
少なからず溝があると考える。
そしてその溝を渡るための
道や橋を作っておくことを意識してみる。
これが共感される記事を書く
第一歩だと思うのです。
今更ながら「今でしょ!」を語るその2
では、今更ながら「今でしょ!」を語る、その2です。
前回の話をもう一度見たいならばこちらから。
ホントにね~、
今更って気もしないでもないですが、^^;
今、語らずしていつ語るの?
って話ってことでもう少しお付き合いください。
では、いきます。
「今でしょ!」
「今でしょ!」
「今でしょ!」
闇雲に3連発してみましたが
これ読んでどう思うでしょうか?
「・・・だから何なのさ?」って思いません?
肯定的に受け取ってくださったとしても
「う~ん、そうだね。」くらいにしか思わないハズなのです。
「あっ、今でしょ!出たか」みたいな程度ですよね。
むしろ
「いつ買うの?今でしょ!」
って暑苦しく言われれば言われるほど、
やめとうこうかなってなりますね。
「今でしょ!」って何が面白いのでしょうか?
ここをもう少し考えてみたいと思います。
朝の情報番組で「スッキリ」という番組があります。
杉野アナとドンウォーリー?・ド~ン小西さんが
好きなので時々私は見ているのですが、そこで
司会の加藤浩次さんが
的確な指摘をしておられました。
「やっぱ〇〇だよね~」と。
この〇〇とは、
これです。
林先生の顔!
この少し,おちょくってそうな顔を
トヨタのCMで連発するもんだから
視聴者の印象に強く残った。
逆に言うと
「今でしょ!」というセリフそのものは大して面白くない。
林先生のあの顔と合わせることで
面白みが出ているんだと考えますね。
現にバラエティー番組で
林先生が「今でしょ!」をやったところで
たいして盛り上がっていませんよね。
「おお~出た」ってぐらいで。
共演者みんな言わせようとしてるし^^
「今でしょ!」は使いやすいのだけれど、
林先生のキャラクターやその雰囲気という
他の要素があるから面白いのであって、
別の人が、ただ文字だけで使っても
たいして面白くなかったりします。
私もリアルの仕事でたまに使いますが、
あんな顔してやっています。(爆)
情報発信者は自分の中に
伝えたいすべての情報が入っているので、
あたかも受け取り手が
それをわかってくれるかのような錯覚があります。
ですが受け取り手、つまり読者さんが
自分(情報発信者)と同じように感じてくれるとは限りません。
「今でしょ!」しにても知らない人もいるわけです。
文字で書いたらそんなに面白くないことや
これで果たして読者さんが楽しんでくれるか考えて発信しないと、
自分では良いものを書いたつもりでも
まったく伝わらなかったりします。
情報発信者と読者さんとの
「感覚の違い」に敏感になることが、
伝わる文章を書く秘訣の一つです。
違いのわかる男、違いのわかるレディになることが
より多くを伝えられる情報発信者となれるわけです。
ただ流行っているから使ってみよう。
な~んてチン〇な発想ばかりしていては
いつまで経っても反応のある記事は書けません。
もう一段レベルを深めて考える必要があります。
「今でしょ!」は文字だけではあまり面白くない。
本当に小さなことですが
こんな小さなことに気づくか気づかないかが、
文章を書く上での生命線なのです。
そこに
いつ気づくの?
いつ気づくの?
いつ気づくの?(←しつこ~い)
結局使っているという(笑)
つづく。
ぜん、今更ながら、「今でしょ!」を語る
「今でしょ!」がつまらない理由
「いつやるの?今でしょ!」
昨年の流行語大賞になったこの言葉。
今でも、至るところで使われていますよね。
家電製品の店に行っても
「いつ買うの?今でしょ!」
本屋さんに行っても
「いつ読むの?今でしょ!」
どこでも、何にでも使われています。
きっとあなたのメールボックスにもこの
「今でしょっ」のフレーズを書いた
メルマガ記事が届いていることと思います。
私のもとにも
相当な数、「今でしょっ!」記事が届いてます。
で、ですが、
その記事を読んで何か印象に残ったでしょうか?
大抵、あんまり印象に残らない
使い方をされているように思いますね。
もちろん、
ちゃんとわかって使ってらっしゃる方もいれば、
ただ流行っているから使ってみただけ~な
使い方をしてる方も、ちらほら見受けられますね。
せっかく使うのでしたら
何かしらの効果をもたらさないと
もったいないように思います。
笑えるとか、購買にすぐつながるとか、
何でもいいのですが、、。
この「今でしょ!」のフレーズの良いところは
極めて使いやすいというとことですね。
だって現実には今しかなんですから。
過去や未来なんて
想定してるだけで、過ごしているのは「今のみ」
今、今、今、今、今、今、今、今、今、今、今、今、今、
今、今、今、今、今、今、今、今、今、今、今、今、
今、今、今、今、今、今、今、今、今、今、今、今、今、
今、今、今、今、今、今、今、今、今、今、今、今、
現実世界は常に「今」の連続。
だからこそ、ほぼいつでも使えるフレーズなのです。
ですが、記事で読んだ場合、
果たして面白いのかどうか、意味をなすのかどうか。
ここを考えて欲しいと思います。
これは情報発信者と
受け取り方の違いという視点から見る上で
大切な要素でもあるので、少し考えてみてくださいね。
つづく、たぶん(笑)
たった数センチの違い
いつの間にか
正月になってしまいましたね。
年の区切りというものは、
気持ちも切り替わるので
新たな目標を掲げて
取り組もうと意気込んでいるかと思います。
私はそれほど正月が好きではないので
普段どおりに生活しているわけですが、
意気込みは高くやっていこうと思っています。
昨日の大晦日のことです。
「ふう~」
と一息をつき
レバーを左に回し
水を流しました。
便所の水です。
するとどうでしょう。
詰まったのか
水の水位がどんどん上がってくるではありませんか。
「ヤヴァイ」と思いつつも
打つ手はありません。
水はどんどん上がってきます。
これまでの経験上
一回のレバーを回すだけなら
なんとか持ちこたえることができています。
が
水はまだまだ上がってきます。
私はただただ祈るのみ。
間一髪のところで
溢れることはありませんでしたが、
わずか数センチ。
あと一秒も水が流れていたら
私の大晦日は暗闇に覆われていたことでしょう。
たった一秒、たった数センチ。
かろうじてそこで留まり、
小さい空気が漏れるのを見送り、
水圧で一気に詰まりはなくなりましたが
わずか少しの差でピンチに
陥ったかもしれないのです。
こんなことって時々ありませんか。
たった数万円、お金を借りたことから
借金地獄へずっぽりとはまってしまったこと。
車の側面に自転車でぶつかったこと。
0、こんま数秒ブレーキが遅かったら轢かれていた事。
人生の極面は
わずか少しの差で、分かれてしまうことが多いのです。
アフィリエイトやネットビジネスも同様です。
わずかほんの一回の出来事が
その後の流れを変えます。
たった一回セミナーに出るだけで
貴重な出会いをすることができたり、
数十円の報酬から
一気に数十万円の稼ぎを生み出すことにつながったり。
わずかなことが差を生んでいくのです。
だからこそ
私たちはそのわずかな事に
全力を費やしていかないといけないなと思います。
毎日の一つの作業の積み重ね。
小さなことであっても
それをひとつひとつきちんとやっていけるか。
ここを忘れずに意識していきたいなと
2014年の元旦の今日思いました。
こんな私ですが、
本年もよろしくお願いします。